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さいたま市子ども家庭総合センター「ぱれっとひろば」

子どもの心と体の多様さを豊かな色彩で表した、親子の関係を育むひろば

  • 文化空間
  • 色彩豊かな“ぱれっと”から溢れる無限の色の広がりで子どもたちを出迎える

    色彩豊かな“ぱれっと”から溢れる無限の色の広がりで子どもたちを出迎える

  • 見守る、会話する、一緒に遊ぶなど、多様なコミュニティを誘発するおおらかな設え

    見守る、会話する、一緒に遊ぶなど、多様なコミュニティを誘発するおおらかな設え

  • 絵本が読める「お花ばたけのライブラリ」と、乳児専用の「空のひろば」

    絵本が読める「お花ばたけのライブラリ」と、乳児専用の「空のひろば」

  • 家族のふるまいが彩りある賑わいを育み、柔らかさとやさしさがにじむ「ぱれっとひろば」

    家族のふるまいが彩りある賑わいを育み、柔らかさとやさしさがにじむ「ぱれっとひろば」

  • さいたま市子ども家庭総合センター「ぱれっとひろば」
  • 見守る、会話する、一緒に遊ぶなど、多様なコミュニティを誘発するおおらかな設え
  • 絵本が読める「お花ばたけのライブラリ」と、乳児専用の「空のひろば」
  • 家族のふるまいが彩りある賑わいを育み、柔らかさとやさしさがにじむ「ぱれっとひろば」

撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ

実績について

概要 子ども・家庭をとりまく課題解決のために、専門相談機関、こころの健康センター等を備えた複合子育て支援施設「さいたま市子ども家庭総合センター」の1階に広がる、乳幼児対象の遊び広場です。広場では子どもが遊びを自由に選択でき、親は遊ぶ子どもとさまざまな距離感をもって見守ることができるとともに、親同士の会話も生まれるようなくつろぎのあるエリアで空間を構成しています。
課題・テーマ 現代の親が抱える子育てによる孤立化など、子どもだけではない「家庭」の問題を気兼ねなく相談できる設えと、子どもが自発的に創造性を高められ、安全面にもしっかり配慮した空間とすること。
解決策・実現策 言葉にはなり難い子どもの心と体の多様さを色彩と捉え、その色彩すべてを受け入れる広場を、親子の自由な関係を育む1枚のおおらかなうつわ(ぱれっと)としました。空間の彩りには子どもたちによる和紙を使ったワークショップの作品素材を取り入れ、豊かな色彩溢れる自然環境で構成しました。「ぱれっとひろば」での家族のふるまいが賑わいを生み、新たな色彩ある未来を培うことを目指しています。
環境配慮設計 解説なしで子どもの自発的な遊びを促す遊び場や、絵で安全配慮を促す「かくれんぼピクト」など、子ども目線の新しいユニバーサルデザインを追求しました。

基本情報

事業主 さいたま市
業務範囲 デザイン・設計、制作・施工
担当者 プロジェクトリーダー:加藤 剛
デザインディレクション:田中利岳
プランニング:善野英恵
デザイン:内海理美
制作・施工:鈴木翔悟
プロジェクトマネジメント:真下政之
受賞情報 「DSA日本空間デザイン賞2018」 銀賞
「JCDデザインアワード2018」 BEST100
「第52回日本サインデザイン賞」入選、関東地区賞
所在地 埼玉県
オープン日 2018年4月
ウェブサイト http://i-palette.com/
タグ
田中 利岳

デザインディレクション

田中 利岳

ミュージアムを中心に、子ども関連施設や防災・震災関連施設など、多岐にわたる施設を手がける。各施設のテーマを空間デザインへと繋げる文脈を確立し、メッセージ性とアクティビティが広がる場へ仕立てることに強く力を注ぐ。「何度でも訪れたくなる施設づくり」をモットーに、全国を行脚中。

※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。